親戚から頂いたOLYMPUS OM-1nで二月に沖縄を撮りに行った話
去年の12月頃
sony α7iiを買って間もないころに祖父母家に遊びに行った際
風景や周囲を撮っていたら祖父が
「そういえば昔使っていたカメラがあったな・・・」
と数台のカメラを引き出してきました
今回はその内の一台、OLYMPUS OM-1nを紹介します
オリンパスM-1/オリンパスOM-1(1972年7月発売、1973年5月改名) - 発売当時、135フィルムを使用する24×36mm(ライカ)判のレンズ交換式一眼レフカメラでは、世界最小最軽量であった。それまでの常識を覆す小さく軽いボディとエアダンパーを併用した静かなシャッター音は周囲を驚かせ大きな反響を巻き起こすことになる。小型化のためにシャッター秒時制御のガバナーをミラーボックス下部に配置、シャッター速度ダイヤルをマウントと平行つまり同心円上に配置し、これがOMボディの特徴となった。エルンスト・ライツ(現ライカ)からのクレームに対応して改名した。(by wikipedia)
・シャッタースピード B,1~1/1000
・ファインダー 視野率97% 0.92倍
・露出計はTTL中央重点平均測光(電池は水銀電池)
・横幅136mm 高さ83mm 奥行50mm
・重量510g
オリンパスが1972年に発売した当時最小の一眼レフです
当時のNikonやCanonのカメラと比べてとても小型で軽量です(プロ機等と比べると性能は劣りますが・・・)
OM-1nはOM-1に専用フラッシュを搭載できるようにしたモデルです
OM-1の正面左上(セルフタイマー上)にRと書かれているツマミがあり撮り終わりのフィルム巻き戻しの際はそのツマミを動かします
シンクロはマウント正面から見て右にあります
一番左には巻き戻しクランク、隣に露出計オンオフスイッチ
右側のダイヤルはシャッタースピードでなくASA感度です
この前までPENTAX MXを使ってたので慣れるまで少し違和感ありました
シャッターのロック機構などはありません
他のカメラを使ってると少し違和感ありますが慣れると結構楽です
当時使用していたものをいただいたのですが傷や剥がれなくとても状態がいいです
横走り布幕プレーンシャッターです
三脚穴、電池蓋、ワインダー用の蓋
電池はMR-9(水銀電池)を使うのですがLR44を入れても普通に動作します
0.5mmずつ小型化されてることもあり隣に並べるとサイズ感はわかりやすいです
ただ個人的に巻き上げた感じやファインダーの感じはOM-1のほうが気に入ってます
沖縄に持っていってみた(二月)
もらってから二か月後
最低限の動作確認だけして沖縄旅行にもっていってみました
レンズはセットで頂いたZUIKO AUTO-W 28mm f2.8
カメラ自体はすごい状態よかったのですがレンズは前から後ろまでがっつりカビてました・・・
PENTAX MX使った後だったので様々な差や違いがわかり楽しかったです
MXが露出計がランプなのに対しこちらは針だったり
巻き上げレバーで露出計ONOFFに対してOM-1はスイッチだったり
露出計のスイッチは何度かONにしたままにしてました・・・
少し使いにくい点はありましたが先述した通り巻き上げた時の感覚やファインダーの感じはMXに比べるとこちらのほうが気に入ってます
とくにレバーはこちらのほうがシャキシャキ動いてる感じがして好きです
レンズがほかに比べて少なかったり使い方が他社のカメラと少し違ったりしますが使っていて楽しくデザインも素晴らしいカメラで気に入ってます