こんにちは、月子猫です。
去年の今頃から半年ほどの間、SONYのRX1を使用していました。
大変今更ながら備忘録としてレビューをここに残そうと思います。
スペック
型番 | DSC-RX1 |
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映像素子 | 35.8mm x 23.9mm |
画素数 | 2430万画素 |
撮影感度 | ISO100-25600 |
レンズ | Zeiss sonner 35mm f2 |
絞り | f2-22 |
シャッタースピード | 30-1/4000 |
ブレ補正 | なし |
液晶 | 3.0型 LCD 122.9万ドット |
寸法 | W113.3×D69.6×H65.4mm |
重量 | 482g(バッテリー込) |
外観
まずは正面アングルです、小型で金属が多用されているため非常にズッシリとした印象を受けます。
レンズキャップは金属製で重みがあるタイプ。
本体は初代α7やRX100シリーズなどと同じ質感で冷たくもツルツル滑る感じでグリップも滑り止め程度となっております。
デザインや小型を追及しているため少し使いにくい印象がありましたが何度か使うとこっちのほうがいいなと感じできます。
AF切り替えはレンズ右側の金属ダイヤルで行います。(AF/DMF/MF)
上部の様子。
レンズ自体を操作してマクロモードを切り替えます。
また絞りも手動となっており、少し重めのクリック感のある心地よい造りとなっております。
MFの調整はマクロ切替の上の部分で行います。
本体左側にはストロボ、右側にモードダイヤル、シャッターボタン、Cボタン、露出ダイヤルが配置されております。
右側はα7と同じような感じになっております。
画面側、α7に通じる物を感じつつもコンデジらしく最低限の配置となっております。
画面は今ともほぼ変わりのない造りとなっており、操作も差がない印象で非常に使いやすかったです。
またバッテリーはRX100やAS300などと同じNP-BX1となっております。
満タンで200-300枚ほどの撮影が可能となっており、性能とバッテリーの小ささから考えると非常に持ちが良いと思います。
使ってみて
最初持った時から非常に気に入り、短い期間ですがかなり持ち運び撮影しました。
フルサイズセンサーを使用しているためノイズが少なく、サイズの制限があるにもかかわらずAFや処理も早く扱いやすかったです。
ただ流石にAFは少し制度が微妙な時もあるので、基本的にはDMFをメインとした使用でした。
また35mmf2レンズということもあり日常的に持ち運んでも非常に使いやすく、散歩や旅カメラとしても大変優秀でした。
ボケ感も非常に柔らかく、色写りも非常に好みで最高のカメラでした。
また流石に手振れ補正は内臓されていないものの、小型でしっかりしていることもありある程度低速でもギリギリ使用できる印象です。
特に青系の色が好みで晴天や水を撮影するのが楽しいカメラでした。
またフルサイズコンデジで絞りが主導であるという唯一無二のカメラであり、使用感も大変心地よく使うのが楽しいカメラでした。
質感や使用感、撮影した写真まで不満なく大変気に入ったのですが半年で売却致しました。
理由として、このカメラが想像以上に繊細であるため所有を恐れたことが原因となります。
非情に状態が良いものを購入でき、よく持ち運んでいました。
しかしふとセンサーゴミやレンズゴミに対しての不安があり、しらべたところ清掃に非常にお金がかかることを知りました。
基本防湿庫での保管と持ち運びの際は綺麗なポーチに入れていたのですが、我が家では対策してもホコリなどに悩まされることが多くゴミが入る前にたくさん使い、この綺麗な個体を汚す前に半年で手放そうと思いました。
またツーリングなどで使用できる丈夫なカメラも欲しかったため、RX1を売却し他のミラーレス機を購入しようと考え売却に至りました。
使用回数の少ない非常に綺麗な個体だったため手放すかどうかは最後まで悩みましたが、最後に小樽に持ち運び心置きなく撮影を楽しんだうえでお世話になっているカメラ屋さんに持ち込みました。
幸いにもカメラ屋さんにRX1用のアクセサリーがあり、サムグリップやフードなどと合わせて販売され即座に売れてました。
現在はRX1の売り上げに少し足し購入したX-H1をツーリング用に使用しております。
デザインからコンセプト、使用感から写真まで非常に美しいカメラとなっております。
売却したことを後悔はしておりませんが、状態良いものに出会えればRX1Rの購入を検討しております。