MINOLTA α-7 ミノルタ末期のフィルム一眼レフ 使ってみて
こんにちは、月子猫です。
本日はフィルムカメラのMINOLTA α-7について紹介しようと思います。
スペック
型番 | α-7 |
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シャッタースピード | 30秒 - 1/8000 |
露出計 | 14分割ハニカムパターン測光 |
ファインダー | 0.8倍 視野率92%(横) 94%(縦) |
発売年 | 2000年 |
発売年は2000年、フィルムカメラとしてもかなり末期の発売になります。
またシャッタースピードは30-1/8000と幅広いです。
ファインダーは綺麗で見やすいですが少し狭い印象。
外観
まずは正面、α-7のエンブレムが印象的。
新しいこともありデジタル機に近い見た目になっております。
グリップがしっかりしており、握っていてしっくりくる感じになります。
ただ加水分解が始まっているのか少ししっとり気味。
右側にはフラッシュのモード変更スイッチがあります、使ったことはないので使用感は不明。
背面側になります、大きな液晶が特徴的。
下側に登録系のボタン、普段はカバーで隠されています。
加水分解によりゴムが徐々に溶けています、見た目に反して意外とベタつきはないですが下手に剥がすとプリントも消えそうなのでこのまま。
AFは9ポイント設定可能、あと確か液晶で今までの撮影記録(シャッタースピードや絞り)などを確認できたはずです。
フィルムカメラだけど操作感はデジタル寄り。
ファインダーはこんな感じ、下側にも表記がありますが上手く撮影できず。
どこかでα-7のファインダーは綺麗と聞いて購入した本気ですが確かに綺麗でした、見やすいのもあるのですが何より色が綺麗に見える。
上部、α-7 digitalに強く受け継がれている部分になります。
押しながら操作するタイプで、露出ダイヤルはカリカリと気持ちいいです。
基本はAモードメインでカスタムは使用したことがないのでわかりません。
底部はこんな感じ、プラ製になります。
電池蓋はロックが二重、使用している電池はCR123Aが二本になります。
α-7 DIGITALとの比較
DIGITALとの比較、デジタルということもありもちろん人周り大きくなっております。
全体的にフォルムは似ている。
上部の様子、上から見るとかなり同じ。
α-7を入手後にα-7 DIGITALを知り、一目惚れしてDIGITALも購入しました。
どちらもダイヤルやボタンの操作性が良くお気に入りのカメラになります
使ってみて
聖蹟桜ヶ丘に行った際某ゲームの聖地巡礼写真、プリントした写真を雑にスキャンしたものになります。
使った感じですが先述の通り使用感がデジタルカメラとほぼ同じになります。
AF速度、精度もさほど問題はなく露出も結構性格なので気楽に持ち運んで使用できました。
二枚目、浅草の朝散歩になります。
レンズは手持ちに24mmF2.8しかないのでそれだけで使用しております。
全体的に小型軽量のため鞄が大きければミラーレスと同時に持ち運んでも負担にならず、今でもツーリング時にα7Riiiと同時に運用しております。
またファインダーが見やすいので晴天時は非常に綺麗に見え、撮影するわけでなくても覗きたくなる不思議なカメラです。
フィルムカメラの使用頻度が低いからかイマイチ快晴時の撮影の仕方がわからない。
ただ適当に撮っても割となんかそれっぽく撮れるので楽しいです。
ただ最近はコダックフィルムメインだったので久しぶりにフジカラーも使いたい。
α-7の購入は3年前、購入時に1本入れて半年かけて消化し現在も1年かけて消化中。
使っていてとても楽しいカメラですが一つ重大な不安点として裏蓋の耐久問題があります、裏蓋の留め具がプラ製なので折れたら蓋を変えるか別方法で固定しなきゃいけないんですよね。
裏蓋の留め具だけは金属で作って欲しかったです、ここが一番怖い。
現在コダックカラー200/36を使用しており、丁度この間折り返しに到達しました、凄いゆっくり使用していますがまた現像したら感想語りにこちらで書こうと思います。
私が所持しているものもそうですが、全体的に綺麗な個体が減少しつつあるカメラになります。
値段はそこまで高い方ではありませんがご興味のある方は早めに使用してみた方が良いかもしれません。
クオリティの高いカメラですのでお勧めです。