コニカミノルタ α-7 DIGITAL 使用感最高のCCD機 今更ながらレビュー
こんにちは、月子猫です。
最近久しぶりに使う機会があった唯一手持ちにあるAマウント機のα-7 DIGITALの使用感などを書き残しておこうと思います。
ボディデザインに一目ぼれして購入、現在は手持ち唯一のCCD機としてお散歩用で使用しております。
スペック
型番 | α-7 DIGITAL |
---|---|
映像素子 | APS-Cサイズ CCDセンサ |
画素数 | 約610万画素 |
撮影感度 | ISO100-3200 |
シャッタースピード | 30秒-1/4000 |
ブレ補正 | CCDシフト式(2-3段分の補正) |
液晶 | 2.5型TFT液晶 約20.7万どっと |
寸法(WDH) | 150 x 77.5 x 106 mm |
重量 | 約760g(電池 CF抜き) |
発売から19年経過しているものの当時のスペックとしては高め、後に紹介しますが液晶が綺麗で見やすい。
画素数は610万画素と2004年では標準的なスペック、2005年にはEOS5D(1280万画素)やD200(1020万画素)が出ているので当時の技術競争のし烈さが伝わります。
同時期のカメラとしてはD70,EOS20D,istDなどになります。
またレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ初のボディ内手振れ補正になります、補正はさほど強くありませんが1/15や1/30などでは効果が表れる印象。
外観
正面から、フィルムのα-7をベースにしつつも大分厳つくなったボディ。
正面にはフォーカス切替、MINOLTAではなく数少ないKONICA MINOLTAの文字。
液晶側、一目でわかる圧倒的操作部の多さ。
近年のカメラは最小限のボタン配置にして使う部分だけ自分で割り当てましょう方式ですがこのカメラは真逆、ほぼすべての機能がボタンとなっているので慣れたら色々すぐに変更可能です。
電源スイッチは左上、起動するとゴトッとダストリムーバブルが動きます。
左側には撮影にあまり使わない機能、右側にはフォーカス系の操作系が固まっています
液晶はもちろん非稼働ですが、縦持ちにしたら液晶も連動します。
またアイセンサーを備えておりファインダーを覗くと自動で液晶は消えます。
右側にカードスロット、記録媒体はコンパクトフラッシュになります。
カバーはロックがなく軽く開閉する感じになります。
左側はこんな感じ、ストロボや電源などのスロットがあります。
上部はこんな感じになります、左側に露出ダイヤル右側にモードダイヤル。
また前後2ダイヤル式なのでMモードも操作がしやすいです。
また特徴的なのはWBボタンとスイッチ、ここまで独立しているのは珍しいと思います。
スイッチで切替をしてさらにボタンを押すことで詳細変更が可能になります。
今のように細かく色調整はできませんがこのように決められた範囲でなら微調整可能です。
基本は日陰+で気持ち濃いめで使用しています、違いはわかってません。
底部には一部滑り止めのゴム、バッテリーはレフ機なので大き目。
バッテリーグリップなどのスロットはありません。
バッテリーはこちら、PentaxのK10Dと互換性がありました。
年数経過していますがあまり劣化を感じなく、満充電で一日不満なく使用できてます。
使ってみて
レンズは基本MINOLTA AF 24mm f2.8を使用、35mm相当になるので使いやすいレンズでした。
画素数の低さやAFの遅さなどはありますが使って不満はありません、上記の写真はISO800での撮影ですが個人的にノイズ等は気になりませんでした。
また何よりボタンがたくさんあるので慣れた時の操作感が非常に良いです、Fnキーではなく個々が割り当てられているので見ればどこに何があるかわかる方式。
星空撮影jpeg撮って出し、なんとなく適当に撮影したものですが非常に綺麗。
LVあるカメラばかり使ってるとこういう時に困る。
撮影時寒かったのですがバッテリーの減りや動作に問題はなく快適に使用可能でした。
ちょくちょく使用していましたが思っていたより夜間撮影が多かったです、CCDセンサのお陰か色が濃く写る印象。
暖色や空の青などの色が好みで時折持ち出しお散歩しています、最近はあまり出番がありませんでしたが。
古いカメラと思い使っていましたが撮影後見てみると普通に綺麗に撮れているため拡大したり広げないなら十分の性能です。
AF速度とシャッターフィール、操作感が非常に素晴らしいカメラなので使っていて楽しいカメラになります。
思っていたより良い写真が少ないのとなんとなく楽しいから使っているだけなので深いことは言及できませんがお気に入りのカメラです。
以上になります、少しでも参考になれば幸いです。