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SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art レビューや使用感 重くてデカいレンズは良いレンズ

こんにちは、月子猫です。


 

バイク用でSONYのα7RiiiにFE40mmf2.5Gを付けて使用しているのですが、コンパクトで描写も良いもののやはりボケ感が足りない。

 

丁度よく行くカメラ屋さんに行ったところ買い取ったばかりの35mmF1.4が、大口径レンズ大好きマンなので後先考えず購入。

 

2か月程ですがそこそこ使ったので軽く使用感をレビューしようと思います。

 

スペック

型番 35mm F1.4 DG HSM Art
レンズ構成 11群13枚
画角 63.4°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 30cm
フィルターサイズ 67mm
重量 734g

外観



まずは正面から、シンプルなデザイン。

 

絞りリングやボタンはなく、フォーカスリングと切替スイッチのみ。

 

半分がマット塗装みたいな感じでマウント側はツルツルしてる。

 

 

フードはバヨネット式で取り付けは少し固め、長いので使いやすい。

 

 

格納時、ギリギリフォーカスリング触れるが流石に使用しにくい。

 

フォーカスリングは手動制御なので電子制御に比べると少し重め、個人的には一番丁度いいくらい。

 

 

フォーカススイッチ切替は小さめ、古いのとそこまで変わらない気がする。

 

 

我が家の数少ないズームレンズ(TOKINA AT-X AF27-70mmF2.8)と比較。

 

 

FE40mmF2.5Gとの比較、当たり前だけど倍近くの差。

 

 

レンズは当たり前だけど大きい、やはりレンズは大口径に限る。

 

 

本体にピントが合っていますが装着状態、明らかに長くフロントヘビー。

 

 

横から見た様子、強そう(小並)

 

本体がバッテリー込で657gのためレンズの方が少し重く、肩から下げると前傾気味になります。

その分しっかりしているので撮影はしやすいです。

 

使ってみて

15秒 f8 ISO400

白鳥大橋にて友人のレガシィ、流石新しいカメラだからか夜間のピント合わせも凄い楽。

 

AFとMFの半々で使用している、AFの速度はFE40mmf2.5Gの方が速い印象。

フォーカスリングが少し重たいので微調整はやりやすい。

 

また大口径ということもあり解像が綺麗、27インチモニタで拡大してもさほどボヤけずカメラでチェックするとビビる。

 

1/10 f1.4 ISO800

夜小樽散歩に撮影した写真、硝子の質感がよくわかる。

 

何か一つに焦点当てて背景をひたすらボカす写真が好きなのでやはり明るめのレンズの方が好みだなあと実感した。

というより全体に焦点を当てた写真を上手く撮れないだけだと思う。

 

1/400 f8 ISO200

快晴小樽運河の写真、レンズを手にしてからまともに写真を撮ったのが小樽だけなのに今ようやく気が付きました。

 

「重くて大きい」を知ったうえで購入したもののやはり実際はレフ機と変わらないサイズと重量になるため、手軽に使うときはFE40mmの方を使用しています。

なので基本的にこのレンズは「写真を撮ろう!」となった時の使用がメイン。

 

実際描写が良く、35mmf1.4という非常に使いやすいレンズなのですがこれをつけることで結局K-1と変わらない重量とサイズになることに気づいた。

元々α7Riiiを1kg切るコンパクトなカメラとして購入しているので諦めてFE40mmか別のコンパクトレンズを購入する。

繰り返しますが描写は良く使いやすい良いレンズです、車での利用なら是非。

 

1/30 f3.2 ISO1600

 

RX1を使用していた時に気づきましたがやはり35mmという焦点距離は使いやすい、特にこのレンズは寄ることもできるのでより幅広く使用できる。

 

最近は出かける時や小樽行くときはこのレンズを使用していくことが多いです、AFを捨ててMFの35/1.4を買おうと思っているのでそれまでに使えるだけ使って色々撮影し、改めて比較したい。

 

またフードが長いため遮光性が高く、冬場にレンズに雪が付着することも少なそう。

FA31mmをウエポン化しても小樽運河での撮影は難しかった。

 

1/25 f2.8 ISO800

レンズに関する知識が浅いのでレンズ構造による影響や耐性の説明ができないのはお許しください。

最近は20年近く前のレンズの使用が多かったので逆光耐性の強さやAFの速度などの恩恵は強く感じた。

 

それと夜間撮影時に低速で撮影する際、レンズが大きく重量もそこそこのためホールドがしやすい。

しかし重いので逆に片手で撮影しようとすると辛い。

 

1/2000 f1.4 ISO200

小樽で撮影したお花、風が強くAFが上手く合わないのでMF。

 

Artレンズということもありボケが綺麗で解像も良く、使って楽しいレンズ。

しかしその分大きくて重量もあるので手軽に運用したい人にはコンテンポラリーの方が良い、しっかりと区分を分けているのも良いなと思った。

 

今回このレンズを手にして改めて自分が求めているレンズについてもわかった。

暫くは頑張ってバイクでこのレンズを運用する予定、重たいけど意外となんとかなる。

函館とか散歩する時にこのレンズがあると楽しそうなのでなんやかんやもう少し長く使っているかもしれない、FE40mmのレビューも近いうちにするけど多分先に売るならこっち。

 

以上参考になるかはわかりませんが使用感を述べさせていただきました、少しでも参考になれば幸いです。